後だし ツミ日記・３

６月２１，２２日、遅番なので、仕事前に１時間ほど公園へ。
設定を試しながら見る。
このオスは本当に狩上手。
飛びたって大体30分で、獲物を持ち帰る。
どんぐりの木にとまり、
「きょきょきょきょ」
と、優しい声で呼びかけると、
メスがお帰りなさいと
「きーききき」と、獲物を受け取にくる…
受け渡しは、いつものドングリの木の枝
獲物が鳥なら、メスは丁寧に羽をむしり、
こどもたちが待つ巣に持って行く。
こんな、愛情あふれる様子は見ていて飽きない


お父さんが、小鳥の雛をとってきた

黄色い目が美しいお母さん
巣では、首がぐらぐらと据わらない雛が待っているので
あっという間に戻っていく

タグ：ツミ　公園　営巣

後だし ツミ日記・２

６月１９日、夫も一緒に公園に行く。
二週間前に、隣の市に、一緒にツミを見に行ったので興味が湧いた様子。

この公園は、住宅地の真ん中にあり、
子供用のブランコなどの遊具がある山の下と、
少し小高くなった展望台があり、
その間は、小さな広場になっている。
広場では、散歩の犬が、巣のすぐ近くを歩いたり、
男子小学生が、ばたばたと”ぽん蹴り”
（缶蹴りの缶が立木になった遊び）をやっているが、
巣を見守るオスはノーリアクション。
（さすがに”ぽん”は別の木でした。
巣はフェンスの向こうの斜面にはえた松の木にありました）
夫はフェンスに近づいて、何とか見えないかと、うろうろ
（夫は、いわゆる鳥見人ではありません）
すると、遂にオスがモビング！
あ～近い、覗き過ぎって、展望台から声をかけたけれども、聞こえなかったそう。
やられた本人、
「わざと羽音をたてて来た！」と、うれしそう
（ちょっとだけ、正直うらやましい）
嫌がられてしまったので、撤収

「じろじろ覗くんじゃねぇぞ！」

タグ：ツミ　営巣　公園

後だし ツミ日記・１

6月18日、新しく買う予定のカメラを、夫が借りてきてくれたので、
お試しに近所に出掛ける。
電線のヒヨを撮ったりしながら、オナガのいる公園へ。
賑やかなオナガの喚き声のほかに、鋭い声がする。
キョロキョロ探すと…いた！やっぱり猛禽。

前に近くで見たハイタカか！？
飛び去る姿に、しばし待つと、また、あの声。
今度は分かる。

ツミのオスだ。
では、さっきのは奥さん？
２時間程、様子を見ていると、とまり木、行動パターンが見えてきた。
ああ、あの松の木に巣があるのか…


最初から、”後だし”にするつもりでしたが、
こんなに早く出す結果になるとは思ってもみなかった
出会いの日でした

タグ：ツミ　猛禽 営巣

里山の公園

日曜日の午後、里山の公園に行きました。
出かけるとすぐに雲が垂れ込めてきました；

湿地ではアカハラが、さかんに落ち葉を引っ繰り返し
ごはんを続けていました

ジョウビタキは、縄張りを警戒中
ヒヨといさかいます

初雪がちらつく、この日
公園内の古民家では、結婚式がありました。

祝言を終え、晴れやかな一行を、鳥見一同、両側から祝福の拍手

この日は、ひなもお供しました。
犬立ち入り禁止区域の外で、お父さんと走り回っていたそうです。
リスを見つけ興奮！
湿地の反対側から、お母さんの姿を見つけ大喜び！
里山が気に入ったようです♪

タグ：里山　アカハラ　ジョウビタキ　結婚式

正月休み ４日

お天気のいい正月休み最終日、川添いを散歩しました。

カモメに驚いて、一斉に飛び立ったヒドリガモ
（この中に一羽、アメリカヒドリがいましたが、こうなると、もうわかりません）

美人なモズ子さん

タグ：河川敷　ヒドリガモ　モズ　散歩

県境の川 冬３

スーパー堤防に、ちょっと気を削がれた感じだったので、
翌日曜日、今度はみやこ側の河口付近を歩きました。

グラウンドには、大勢のユリカモメが（上陸している数が、先シーズンよりも随分多い）

鴨の顔ぶれも、対岸とは違い、オナガガモやコガモがメイン。
パンを投げる人がいる所に集まり、えらい騒ぎ。
群がるユリカモメは若い個体が多いみたいです

テトラポッドの上で爆睡するセイタカシギが一羽。
そぉっと、じわりじわり近づきながらシャッターを押すが、全く気にしていない。
最初から、ずかずか大胆に近寄ればよかった；

チュウヒが芦原の上を低く飛ぶ。

鴨とユリカモメが一斉にざわめきました。
見ると上空をオオタカらしき猛禽の番が通過していきました。
ミサゴが飛んだ時とは、比較にならない慌てぶり。
危険度の違いをよく知っています
（注：ミサゴは魚喰い、オオタカのメインの食事は鳥類）

枯れた葦の上に身を隠し眠っていたタシギ
オオタカの気配に目を覚ましました

タグ：鳥見　オナガガモ　コガモ　タシギ　セイタカシギ　チュウヒ　ユリカモメ

キビタキ・女祭り！

エゾビ神輿の波が去ってしばし。

今度は、キビタキの女の子が、お風呂にきました。
この子が、まぁ、つえぇ事。
メジロやシジュウカラを、片っ端から追い払ってしまう；

「アンタ、誰の許しがあって、風呂、入るつもりなのよ！」

お風呂近くの枝にとまる事すら許されないメジロ；

小さいエゾビタキなんて、一蹴り！
「きゃぁ～！ご～め～んなさ～～い；」

二羽のキビタキの女の子が、睨み合いながら、他の鳥を蹴散らしていると思ったら、
五羽のキビタキ♀が、あちこちで、猛スピードの蹴散らし合を！
そこに、眩しいほどのハンサムな♂が登場するも、

「あの～浸からせてもらってもよろしいでしょうか…？」と、弱腰。

「はじっこの方でもいいんです・・・」

「はぁ～～？」
あ；やっぱり蹴散らされた…；

なんだか祭と言うより、バーゲン会場っぽくなってきてしまったので撤収…！

タグ：キビタキ　シジュウカラ　メジロ　鳥見

エゾビ祭り！

９月最後の週末。お山のスーパー銭湯に行きました。
スーパー銭湯といっても鳥用です。
到着時、すでにエゾビタキ祭が、宴たけなわ♪

枝にエゾビ！

お風呂にエゾビ！



地べたにエゾビ！
ホバってエゾビ！
初めて見るエゾビタキは、周りのみなさんが「もういいわ；」と、早々に撤収される程の大盤振る舞い。
くりくり目めを堪能させて頂きました♪

タグ：エゾビタキ　鳥見

池のある公園 ２

今回、この池に来たのは、鳥友さんから
「キンクロハジロが雛を連れていますよ！」と教えてくださったから。
以前、ここにきた時、羽を痛めて帰れなくなったキンクロがいた事は
知っていましたが、今年、そのカップルが雛を孵したと！
鳥友さんが野鳥の会に問い合わせたところ、日本での営巣記録は
北海道で一件あるのみだったそうです。

夏衣のキンクロハジロの成鳥を見るのは珍しいです。

池に到着してすぐ、黒いぽわぽわが２つ浮いているのを発見！

このこらもこどもだけで遊んでいます；

いっちょまえに潜ったり、コウホネの葉に飛びついたりと楽しそう

わぁ～♪ほっぺがかわゆい♪と思いつつも、親、なんで側にいないの！？
鳥友さんによると、まだ孵っていない卵を抱いていたのではと言うことでしたが

スッポンを見せて下さった方が
「今朝には３羽いたんだよ。なのに、昼前には２羽になっちまった・・・」
やっぱり・・・だって、この池には、鯉やスッポン、アカミミガメ、
何より、鴨が結構いるんです；
鯉、亀は雛を丸呑みしちゃうし、
鴨は自分のこども以外を攻撃する。
（追いかけ回して、沈め殺したり、つつき殺したり・・・
カルガモの雛のかなりは、同類の大人に殺されていると思います）
なのに、こどもだけでいれば・・・

姿を見せてから１０日目、鳥友さんからの
「雛は１羽になっちゃいましたが、元気に育っています」と
厳しい環境ですが、大人になれる事を祈っています。
大人になれたら、親と離れ、仲間と北に向かうのでしょうか？
それとも、生まれ育った池に残るのでしょうか・・・

かわいくも貴重な姿を見る機会を下さったオハギさんに感謝多謝です♪

タグ：キンクロハジロ

池のある公園 １

市内の池のある公園（池の周りに散歩道がある公園？）に行って来ました。
前に来た時は、池一面ハスに覆われ、沢山の花が咲いていましたが、

こんな感じに、なかなか幻想的でした

今回行ってみると、光景は一変、ハスがなくなりコウホネの一群が

かわいい盛りのカルガモの兄弟と

黄色い花も覗いています
前にあったハスは、誰かが植えたもので
腐った葉や根で、池の水質が悪化したため撤去したと
常連らしい方が教えてくださいました。
（かなり賛否両論あったそうです）

２羽で遊んでいたカルガモ兄弟
危ないなぁと思っていたら、もう1羽を連れたお母さんが程なく合流（ほっ）

３羽並んで、さらに楽しそう♪

突然、コウホネの林の中からゴイサギが飛び出して、手すりにとまりました

朝、隠れたまま３時半まで、ずっと姿を見せなかったそうです。
根性あります
星は消えかけているけれど、まだまだ若造くん

ハスの話しを聞かせてくださった方が、「いいもん、見せちゃる」と

スッポンです。
鯉にやるパンを目当てに寄ってくるそうです。
近所の川では、逃げ足が速くて、１０ｍ先に人の気配を感じると逃げるのに
なんとものんびりしています。


同じく、パンを目当てに、巣立ったばかりのスズメの４兄弟がきました。
口の端が黄色くて、超カワイイ♪


イチモンジセセリが産卵していました。
こんな固そうな葉を食べるのですね；

タグ：カルガモ　ゴイサギ　スズメ　スッポン　イチモンジセセリ　コウホネ　ハス