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おそろし 三島屋変調百物語事始 [読書メモ]

凶事のただ中で一人生き残ったおちかは、
郷里を離れ、江戸で袋物を商う叔父宅で働く中、
叔父の名代として、不可思議な物語を集める、
”変調百物語”の聞き手を務めている。
心に秘めていた”物語”を聞く事は、叔父の最初の目論み以上に、
語り手にも、聞き手にも変化をもたらす。
これは、その”事始め”

新聞小説は、これの続きとして始まったので興味が向き、読んでみました。
(なかなか図書館の順番が回ってこなかったので、
読むまでに連載はかなり進んでしまいましたが)
前に読んだ”日暮し”の江戸テイストに、不思議世界の色が加わり、
「ふ~む」と、読みました。
現在の連載からは見えていなかった”商人”が、
これからどの様におちかに絡んでくるのか、
おちか自身がどう救われていくかが、ますます楽しみになりました。

著者:宮部 みゆき


おそろし 三島屋変調百物語事始

おそろし 三島屋変調百物語事始

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/07/30
  • メディア: 単行本



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コメント 2

kero

私も毎朝この連載を読むのがとても楽しみです。ちょびちょび進む新聞連載の大ファン 最近はじまった夕刊もようやくおもしろくなりはじめました。新聞勧誘のかたも頻繁に来るんですが私は新聞の連載次第です。だから お断りしてます。息子の嫁さんが宮部みゆきのファンでたくさん読み終わった本が我家に届いていますが なかなか読む機会がなくて残念です。やはり「おそろし」読んだほうがよりいっそう今の新聞連載が面白いのね。
by kero (2009-08-09 19:35) 

まみ

keroちゃん、遅くなりましたm(_ _)m
そうなんです。重い単行本を読むのも好きですが、少しずつ読む新聞連載
大好きなんですわ♪でもね、そこがヒネクレ者の私;読み出しにぴんと来ないと
あっさりやめてしまうんです。keroちゃんのように、”ようやくおもしろくなる”事がありません
なんとももったいない事をしているのですが、今の夕刊も読んでいないんです
なんだかな~~
お嫁さんと読書趣味が合うって、なんだか楽しそうですね♪うらやましか~*^-^*
by まみ (2009-08-15 15:14) 

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