夏ものがたり [読書メモ]
6月、7月、8月のそれぞれの季節を舞台にした短編集。
それも色々な作者の作品を、編者の野上暁さんがセレクトしたもので、
詩であったり、長い物語の抜粋であったりと、
目次を見て、漫然と並べてある感じがしました。
ところがどうして、作品同士の脈絡も繋がりもないのに、
不思議と違和感を感じないのです。
同じ月が舞台と言うだけでない、まさに編者の力なんでしょう。
夏だったのもあり爽やかな後味でした。
そもそもは上橋菜穂子さんをキーワードに検索して見つけた一冊でしたが、
気に入ると同じ作者ばかりを読んでしまう私には、新たな出会いに繋がる本でした。
他の季節のも気になります。
編者:野上 暁
著者:清岡 卓行(蝸牛の道)、矢玉 四郎(おかあさんはかたつむり)
北村 薫(さそりの井戸)、竹下 文子(雨あがり)、杉みき子(電信柱に花が咲く)
松永 伍一(教科書)、水木 しげる(のんのんばあ)、江国 香織(七月の卵)
灰谷 健次郎(だれも知らない)、たかどの ほうこ(百まいめのきっぷ)
阪田 寛夫(光る)、上橋 菜穂子(縁日の夜)、内海 隆一郎(げげのぶし)
村上 春樹(蚊取線香)、船崎 靖子(林檎)
それも色々な作者の作品を、編者の野上暁さんがセレクトしたもので、
詩であったり、長い物語の抜粋であったりと、
目次を見て、漫然と並べてある感じがしました。
ところがどうして、作品同士の脈絡も繋がりもないのに、
不思議と違和感を感じないのです。
同じ月が舞台と言うだけでない、まさに編者の力なんでしょう。
夏だったのもあり爽やかな後味でした。
そもそもは上橋菜穂子さんをキーワードに検索して見つけた一冊でしたが、
気に入ると同じ作者ばかりを読んでしまう私には、新たな出会いに繋がる本でした。
他の季節のも気になります。
編者:野上 暁
著者:清岡 卓行(蝸牛の道)、矢玉 四郎(おかあさんはかたつむり)
北村 薫(さそりの井戸)、竹下 文子(雨あがり)、杉みき子(電信柱に花が咲く)
松永 伍一(教科書)、水木 しげる(のんのんばあ)、江国 香織(七月の卵)
灰谷 健次郎(だれも知らない)、たかどの ほうこ(百まいめのきっぷ)
阪田 寛夫(光る)、上橋 菜穂子(縁日の夜)、内海 隆一郎(げげのぶし)
村上 春樹(蚊取線香)、船崎 靖子(林檎)
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