蒼路の旅人 [読書メモ]
サンガル王国が、大国タルシュに堕ちた!
新ヨゴ皇国のチャグム皇太子は、罠へと自ら飛び込んでいく
囚われの身となり、タルシュに支配された国を見るほどに
この大国に飲み込まれた時、故国の民が受ける
苦しみ、悲しみに心を痛め
なんとしても、すべての民を、救いたいと
鮮烈に、そして、消すことのできない炎のような心に
突き動かされ、誰もが、考える事のない
苦難と困難に満ちた道を選んだ、まっすぐな皇太子
どうか、彼に天ノ道の加護がありますように・・・
どうか、ナユグの水の住民ヨナ・ロ・ガイたちよ、
海の恵みの子ヤルターシ・コゥ・ラーよ、
彼を導き、守ってください。
・・・そう思わずにいられない結末でした。
続きが早く読みたいです。
次は、旅人(チャグムの話)だろうか?
守り人(バルサたちの話)だろうか?
1つ1つの話が、絡まりあい、壮大な広がりが、優しさと
力強さを持って展開していきます。
星見博士のシュガがどう動くのか?
バルサたちが歩いた道が、どう重なってくるのか?
チキサとアスラの兄妹も、否応なく飲み込まれていくのだろうか・・・
ロタ王ヨーサムと王弟イーハンはどう受け入れるのだろう?
ヒュウゴ、カンバル王・・・あぁ~展開が楽しみですぅ~~
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