神の守り人 [読書メモ]
奴隷商人に追われる兄妹を助けたことによって
ロタ王国の危機に絡んでしまうバルサとタンダ
優しさと猛々しさが混在するバルサが
異界の猛り狂う神を身に宿してしまった少女を
助けるために、命を懸けます
密偵の一族の、内部分裂
影に生きる部族の憤懣
チャグム皇太子が、サンガルを訪れている同時期に
ロタ王国でも、また、異界の流れとの接点が
波紋をひろげています。
”生きることは、つらいかもしれないけれど、帰っておいで”
猛る神を身に封じた少女は、これから、どうやって生きていくのでしょう・・・
でも、恐怖の征服者であるよりも、殺さぬ事をえらんだアスラは
きっと、人としてよく生きていけるでしょう。
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