ゴ～ルデン・ウィ～クの始まりは墓参り

昭和の日は父の祥月命日なのでお墓参りです。
犬かばんを用意している時から、ひな、そわそわ。
駅のそばまで来ると「そろそろ、はいるですよね？」
と見上げる。すっかり慣れっこです。

森戸海岸のバス停に着くまで、顔を出さなくてもへっちゃらです

「ぷはぁ、いっくぞ～♪」

海の匂いがしてもまずはお寺方向に向かってやる気満々、ぐいぐい行くよ！

お寺の境内を抜け、階段を六・七段登った所でふと思い出したひな

「こ、ここは・・・！」
何かを思い出した決定的瞬間
階段下りていやいやのアピール

「・・・こっ・ここはコワいのいりぐちですぅ～」
ひなを探せ！（どこにいるでしょう）

階段を降りて、ささやかな抵抗も虚しく、呼ばれて
渋々登りきると、ぱぁっと回復。
お墓の裏の林でゴキゲンに遊んでいました

「まだまだ、あそぶです～。あっちにもんきあげは、いたです～」
捕まるもんかの、不敵な笑み

そろそろ掃除が終わるからと繋がれてしまいました。

「がけっぷち、コワイそうですぅ」
尻尾が負け犬です

蚊の鳴く様な小さな声でくぅくぅくぅ
（めったに聞けないひなの声、あぁん、かわゆい♪）

「はやく！はやく、ここからにげるです」
急な階段をゆっくり降り（降り階段を急いで降りると、お母さんが嫌がるから）

「きんちょうと、コーフンで、のどからからです」
お地蔵さまから井戸水を頂き、喉が潤ったら
お待ちかね、海に向かってゴオ！

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