流れ行く者 [読書メモ]
守り人シリーズのサイドストーリー集。
バルサとタンダの少年時代，
後の彼らの考え方を形成するのに関わったエピソードの一部が語られます。
著者が「本編を書き終えたからこそ、書く事ができた」と言う短編集は、
読む側も全編読んだ後読むといいと思います。
口数少ないジグロの姿から学ぶ、熱いたぎる様な心をかかえるバルサ。
優しい母の元，トロガイ師の才に魅かれるタンダ。二人の接点が優しく切ない…
゛精霊の守り人゛のアニメを次男と見て、二人で違和感を感じました。
きれいで丁寧に作られているけど…バルサが小綺麗過ぎるのです。
「実力がその道で知れ渡っていても、余裕がある様に見え過ぎ」
「年齢よりも歳取って見える姿をイメージしてた」
「そうそう，髪なんてきちんと櫛が通ってなくて、髪艶なんてないのも気にしてなくてさ」
「化粧気なんてまるでなくて、唇もかさついてるの」
「眉間や目尻に少し皺がないと」
「服装も実用本位で」
「でもさ、それじゃアニメのヒロイン的にはど～よ？ってトコだよね」
・・・
秀作をアニメにしてくれたスタッフには勝手な会話が展開されました。
しばらくして，本書の広告が新聞に載ったのを見つけて次男に見せました。
「これだよ！」ジグロと並んで立つ、次男と同い年のバルサ（表紙の絵の鉛筆バージョン）
髪を荒く短くぶった切った、目付きの険しい、頬のこけた女の子。
着ている物も動きやすい男物。
そこからのぞく筋肉質な腕に握られた短槍
まさに私たちがイメージしたバルサでした。
きっと描かればタンダ少年もイメージ通りの挿絵が見られたんじゃないかな。
シリーズ通して挿絵を描いて下さった二木真希子さんにも感謝でした♪
（旅人シリーズの佐竹美穂さんの絵も、すごくはまってると思います♪♪）
著者：上橋 菜穂子
挿絵：二木 真希子
バルサとタンダの少年時代，
後の彼らの考え方を形成するのに関わったエピソードの一部が語られます。
著者が「本編を書き終えたからこそ、書く事ができた」と言う短編集は、
読む側も全編読んだ後読むといいと思います。
口数少ないジグロの姿から学ぶ、熱いたぎる様な心をかかえるバルサ。
優しい母の元，トロガイ師の才に魅かれるタンダ。二人の接点が優しく切ない…
゛精霊の守り人゛のアニメを次男と見て、二人で違和感を感じました。
きれいで丁寧に作られているけど…バルサが小綺麗過ぎるのです。
「実力がその道で知れ渡っていても、余裕がある様に見え過ぎ」
「年齢よりも歳取って見える姿をイメージしてた」
「そうそう，髪なんてきちんと櫛が通ってなくて、髪艶なんてないのも気にしてなくてさ」
「化粧気なんてまるでなくて、唇もかさついてるの」
「眉間や目尻に少し皺がないと」
「服装も実用本位で」
「でもさ、それじゃアニメのヒロイン的にはど～よ？ってトコだよね」
・・・
秀作をアニメにしてくれたスタッフには勝手な会話が展開されました。
しばらくして，本書の広告が新聞に載ったのを見つけて次男に見せました。
「これだよ！」ジグロと並んで立つ、次男と同い年のバルサ（表紙の絵の鉛筆バージョン）
髪を荒く短くぶった切った、目付きの険しい、頬のこけた女の子。
着ている物も動きやすい男物。
そこからのぞく筋肉質な腕に握られた短槍
まさに私たちがイメージしたバルサでした。
きっと描かればタンダ少年もイメージ通りの挿絵が見られたんじゃないかな。
シリーズ通して挿絵を描いて下さった二木真希子さんにも感謝でした♪
（旅人シリーズの佐竹美穂さんの絵も、すごくはまってると思います♪♪）
著者：上橋 菜穂子
挿絵：二木 真希子
流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)
- 作者: 上橋 菜穂子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2008/04/15
- メディア: 単行本
ぎょえーーっ！知らなかった！
４月に出てたんですね？！
あのアニメは、細部まで質的には高いレベルで
出来上がったと評価はするけど、
そーよねー、バルサは美人だし巨乳だし
タンダは二枚目だったからねー。(^_^;);;;
上橋さんはバルサの見た目の説明で、
「艶のない髪を無造作にたばねて」みたいな表現を
何度も何度も書いていたものね。
さて。。。買いに行かなきゃ。（爆
わたしは今、「ライラの冒険シリーズ」祭りです。（笑
by mica (2008-09-05 11:32)
ありぃ～っ！micaさんともあろうお方が！！
かえって今ならすぐに借りられるかもしれませんね
私は”家族内ハリー･ポッター待ち”の間にえぇタイミングに
借りられたので、丁度よかったです（それまでは「まだかーーっ！」
だったのに勝手なもんです
そ～なんです；あれほどのクオリティで作ってくれてるのに
ど～～～～しても、あの艶っぺぇ唇についていけなくて断念しました
もったいない・・・
息子は「あの高そうな、こだわりの紐がダメ」だったそ～です
荒縄とまでは言わないけどね・・・うん；
タンダも二枚目だったですか・・・
ヤクーの血を引くソボクな風貌であって欲しかったなぁ
バルサのイメージとしては、筋肉質だけど、背はあまり高くもないって
トロガイ師は、それこそ身なりなんてど～でもいい、強いオーラを押し込めた感じ
あまりにイメージが固まって、はまって読んでしまったのでね・・・
アニメのファンの方々、すまん
by まみ (2008-09-05 14:56)
あ、↑の”紐”とは、バルサが髪をふん縛ってる紐の事です；
by まみ (2008-09-05 14:59)
私もあのTVアニメのバルサは違和感。ジブリでやって欲しかった。二木さんの挿絵があまりにもイメージ通りで、シリーズずっと手がけられたので尚更イメージ固定されちゃってましたしね。アニメ化聞いて「ジブリじゃないのは残念」って話を妹にしたら「二木さんってジブリの人だもんね」と聞いてびっくりしました。ジブリのアニメータしている人とは知りませんでした。聞いて納得って感じでした。
by nanatakeママ (2008-09-07 06:37)
nakaママさん、どの巻だったかの、作者後書きにあったかもです
私、後書きとか、訳者のコメントとか読むのが好きなんです
でも、我慢できなくて、本編を読んでいる最中に読んでしまい大失敗って
事がままあったりして（←学習しろよ！私ぃ！）
ヒロインをこぎれいにしないといかんという連続アニメでやる事に難しさが
ありますよね；手間がかけられていた分残念です。ホント
ステキな挿絵をつけてくださる作家のみなさんの活躍がもっと見たいです♪
by まみ (2008-09-08 08:43)