ドロバチのアオムシがり [読書メモ]
タイトルを見ただけで、”うげっ!きもっ!!”っと
思われる方も多いかもしれません。
でも、私はこの本が資源ごみの日に出されているのを見て
1も2もなく拾ってきてしまいました^-^v
小学校低学年向きの本で、とっても古いです。
絵も、懐かしさがにじんでいます。
さて、内容ですが、オオフタオビドロバチという、
狩をする蜂の生態が分かりやすく、興味深く書かれています。
蜂は捕まえた芋虫の上半身に麻酔を打つとか、
捕まった芋虫を飼っておくと、下半身だけさなぎになるだとか
巣の隔壁の厚さは、外側よりほど厚いとか
外側の2,3部屋はダミーだとか
一番外側の壁だけは、防水仕様だとか
蜂の幼虫には胃袋と肛門をむすぶ管がないから、食べただけ太るとか
先に孵化するのは一番奥の部屋の子だけど、
羽化するのは、最後に生まれた、一番外側の子だとか
奥の部屋の子はメスで、外側の子はオスだとか
オスは一斉に羽化するとか・・・
それこそ、昆虫に興味を持ち始めた子どもたちにはたまらないお話が
次から次へと出てくるのです。
もちろん、うちの次男もどっぷり
そんな頃、ネットで知り合った方が、実際のドロバチの巣の写真を
見せてくださりました。
”本で読んだ通りだ!!”と次男も大はしゃぎ。
きもい!と一言で片付けるのは簡単ですが
自然の妙に触れてみるのも楽しいですよん♪
著者:岩田 久二雄
コメント 0