SSブログ

ドロバチのアオムシがり [読書メモ]

タイトルを見ただけで、”うげっ!きもっ!!”っと
思われる方も多いかもしれません。
でも、私はこの本が資源ごみの日に出されているのを見て
1も2もなく拾ってきてしまいました^-^v
小学校低学年向きの本で、とっても古いです。
絵も、懐かしさがにじんでいます。

さて、内容ですが、オオフタオビドロバチという、
狩をする蜂の生態が分かりやすく、興味深く書かれています。
蜂は捕まえた芋虫の上半身に麻酔を打つとか、
捕まった芋虫を飼っておくと、下半身だけさなぎになるだとか
巣の隔壁の厚さは、外側よりほど厚いとか
外側の2,3部屋はダミーだとか
一番外側の壁だけは、防水仕様だとか
蜂の幼虫には胃袋と肛門をむすぶ管がないから、食べただけ太るとか
先に孵化するのは一番奥の部屋の子だけど、
羽化するのは、最後に生まれた、一番外側の子だとか
奥の部屋の子はメスで、外側の子はオスだとか
オスは一斉に羽化するとか・・・
それこそ、昆虫に興味を持ち始めた子どもたちにはたまらないお話が
次から次へと出てくるのです。
もちろん、うちの次男もどっぷり
そんな頃、ネットで知り合った方が、実際のドロバチの巣の写真を
見せてくださりました。
”本で読んだ通りだ!!”と次男も大はしゃぎ。

きもい!と一言で片付けるのは簡単ですが
自然の妙に触れてみるのも楽しいですよん♪

著者:岩田 久二雄

ドロバチのアオムシがり

ドロバチのアオムシがり

  • 作者: 岩田 久二雄
  • 出版社/メーカー: 文研出版
  • 発売日: 1973/10
  • メディア: -


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。