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フェアリーレルム10 虹の杖 [読書メモ]

フェアリーレルムの最終刊。
ジェシィの目下の悩みはお隣りのツイードさん,
何かにつけブルームーン館をこそこそ覗いているみたい。
それだけじゃない!担任の先生は、ジェシィの空想的(ジェシィにとっては現実)な
所を危険な兆候として,町の学校への転校をママに勧めるは,
おばあちゃんはいないで,ジェシィの心はやきもき。
花の妖精たちは人間界に来ちゃって,危機感なくはしゃぐし、
預かっていたチビッコはどうやらフェアリーレルムに迷い込んじゃったみたいで、
ますますピンチ!
しかも、お隣りさんはUMAのトンデモ本の著者で妖精の存在や、
フェアリーレルムへの行き方まで嗅ぎ付け、
メシのタネにしようとしてる事まで分かり,どうする!ジェシィ?

持ち前の行動力と仲間の励ましでピンチを切り抜けただけでなく、
父の悲しみまで救う結果に。
最終回の割には普段通りな結末におもえましたが、
心の奥深くに触れた秀作に思います。
かえって、「まだまだジェシィの冒険は続くのよ♪」という
期待を残しエミリー・ロッダ作品らしいかも。
他人の意見に左右されないママがいいね。かわいい作品でした♪

フェアリー・レルム 10 (10)

フェアリー・レルム 10 (10)

  • 作者: エミリー・ロッダ
  • 出版社/メーカー: 童心社
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本



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