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決戦のとき クロニクル 千古の闇  [読書メモ]

”クロニクル千古の闇”シリーズの完結編。

”黒毛”との間に三匹のこどもも生まれ、自分の群れを得たウルフ。
そんな幸せな暮らしは、ワシミミズクにこどもを連れ去られる事により、ばらばらになってしまう。
”魂喰らい”の首領イオストラとの決着をつけるべく、ワタリガラス族の宿営地を一人でたトラク。
トラクと共に行く行く事を望むが、一族の魔導師を継がねばならない縛りに苦しむレン。
いつも一緒に協力しあってきた仲間を、ばらばらにしてくじくイオストラの狙いにはまり、
もがく主人公たちの奮闘と、心の痛みは深く、険しい。
絶体絶命のピンチの時、思いもかけない魔女の誤算とは・・・

苦しい展開の中、幼い”小石”とリップ、レックの描写にほっとしました。
読み終わってしまうのがもったいなくなりましたが、爽やかな読後でした。
すえたにほひは、仔狼にとっては”こってりしたいい匂い”というのに笑っちゃいました
最後に、フィン・ケディン、…ステキです!

著者:ミシェル・ペイヴァー
訳者:さくま ゆみこ

決戦のとき (クロニクル千古の闇 6)

決戦のとき (クロニクル千古の闇 6)

  • 作者: ミシェル ペイヴァー
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 単行本



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